1種類だけ飲むこと

a blister pack panadol

不安障害を治療するための抗不安剤は1種類ではなくさまざまで、病院に行くとどれが合っているのか、診察したうえで医師が決め、処方してくれます。
といっても、なにぶん心の問題なので本人にしかわからない部分もあり、医師がすすめた薬が必ず合うとは限りません。
「飲んでるんだけどイマイチ状況が変わらない」という場合には、遠慮なく伝えましょう。それを考慮に入れたうえで、今一度、別の薬を提案してくれるはずです。
と、このように、抗不安剤を使った不安障害の治療は必ず専門家の目が届くところで行う必要があります。「本人にしかわからない部分がある」と上には書きましたが、同じく、心の問題というのは「医師にしかわからない部分」もあるのです。自分勝手に「治療」を行わないようにすることが必要です。

たとえば、
「不安障害を解消するために飲む抗不安剤、1種類だけでなく2種類使えば、もっとしっかり解消できるに違いない」
こんなふうに考える人があるかもしれませんが、それを実行してはいけません。
抗不安剤、あるいは抗うつ剤など、あらゆる心の病のためにある薬には副作用があります。
最近では副作用が出にくい薬も開発されており、デパスやバスパーもほとんど副作用を感じない人も多い薬となっていますが、同じ働きを持つ別の薬を一緒に飲むことで副作用の部分が相乗効果を生んで、重く出てしまうことがあります。
また、お酒と一緒に飲むのも危険であるとされています。アルコールのリラックス効果と抗不安剤のリラックス効果が負の相乗効果を起こすことがあるからです。
便利な薬ですが、使い方には充分に注意しなければならないのです。